発電・熱電併給関連調査

FIT制度の施行により木質バイオマス発電の事業化が活発化し、全国で導入が進みつつありますが、多くの事業が発生する熱の利用の無い、発電単体の事業となっています。

しかし、二酸化炭素(CO2)排出削減、木質資源の有効活用の観点からは、発生する熱も有効活用し、エネルギー効率の高い熱電併給事業の促進が望まれます。

一方、全国にはFIT制度施行以前から運用を行っている熱電併給もみられため、当協会では、熱電併給事業の実態調査を行い、その成功要因や課題について分析し、熱電併給事業の成立要件について整理しています。

※本事業は林野庁補助事業「木質バイオマス利用支援体制構築事業」により実施しました。

成果報告書

木質バイオマス熱電併給事業の推進のための調査 2016年度

既存の熱電併給事業の実態調査を行い、その成功要因や課題について分析し、熱電併給事業の成立要件について整理した報告書です。

小規模木質バイオマス発電・熱電併給導入支援策に関する海外調査 2016年度

国内市場への導入の動きが見られる国内外の小規模発電機器・設備について、ベンダー・メーカーのヒアリングや海外での事例調査およびヒアリングを通じて情報を整理するとともに、海外調査の事例をもとに導入時の考え方などについて分析した報告書です。

成果報告会資料

木質バイオマス熱電併給事業の推進のための調査 2016年度

熱電併給の推進を図っていくため、技術、熱利用、事業スキームの実態について、国内および欧州の事例を基に、今後の方向性と課題を報告しました。