森林整備や山村地域の活性化等を図るためには、「木質バイオマス」を活用した産業化の取組を推進することが有効とされ、日本全国でさまざまな取組がなされています。こうした課題解決や産業化を目指し、木質バイオマス加工・利用システム開発事業では全国8つの課題を採択・実施してきました。
当協会と日本有機資源協会は、これら8課題に対する技術面・法令面等からの助言等を行う木質バイオマス加工・利用システム開発支援事業を実施しました。
本資料ではその成果概要をご紹介します。
成果報告会
開催日時・会場
日 時 | 2016年3月8日(火) 13:30〜17:25 |
場 所 | 東京国立博物館 平成館 大講堂(東京都台東区上野公園13-9) |
プログラム
開会挨拶 13:30~13:35
- 一般社団法人日本有機資源協会 会長 兒玉 徹
報告 13:35~17:10
※各事業者の説明資料は、下記の『開発事業 採択事業(概要)』に添付されておりますので、そちらをご参照ください
◆木質バイオマスのマテリアル利用に関する技術開発
- 竹資源のグリーンテクノロジーによる高度利用技術の開発
国立研究開発法人森林総合研究所、日本かおり研究所株式会社、大倉工業株式会社 - 木質バイオマス循環利用のための高付加価値燃焼灰分離システムの技術開発・実証
中国木材株式会社、株式会社タクマ、広島大学大学院工学研究院 - 木質バイオマスを利用したバイオリファイナリー技術によるバイオ燃料、アミノ酸の開発
Green Earth Institute株式会社
◆木質バイオマスの燃料利用に関する技術開発
- 林地残材等のトレファクション燃料化による高効率利用技術の確立
国立研究開発法人森林総合研究所、株式会社アクトリー、三洋貿易株式会社 - 国内の竹改質による発電用燃料開発事業
株式会社日立製作所
◆木質バイオマスエネルギー利用システムに関する技術開発
- 低コストでメンテナンスが容易な小型ガス化発電システムの開発
株式会社森のエネルギー研究所 - 高効率・低エミッションFFペレットストーブの開発
有限会社シモタニ - 難利用材を対象とした自立燃焼型炭化炉と微粉炭バーナの開発
日工株式会社
閉会挨拶 17:10〜17:25
- 木質バイオマス加工・利用システム開発支援事業検討委員会 委員長
一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会 会長 熊崎 実
採択事業
高効率・低エミッションFFペレットストーブの開発
事業者名 | 有限会社 シモタニ |
国内の竹改質による発電用燃料開発事業
事業者名 | 株式会社 日立製作所 |
林地残材等のトレファクション燃料化による高効率利用技術の確立
事業者名 | 国立研究開発法人 森林総合研究所・株式会社アクトリー・三洋貿易株式会社 |
竹資源のグリーンテクノロジーによる高度利用技術の開発
事業者名 | 国立研究開発法人 森林総合研究所・日本かおり研究所 株式会社・大倉工業 株式会社 |
難未利用材を対象とした自立燃焼型炭化炉と微粉炭バーナの開発
事業者名 | 日工 株式会社 |
木質バイオマスを利用したバイオリファイナリー技術によるバイオ燃料、アミノ酸の開発
事業者名 | Green Earth Institute 株式会社 |
木質バイオマス循環利用のための高付加価値燃焼灰分離システムの技術開発・実証
事業者名 | 中国木材 株式会社・株式会社 タクマ・広島大学大学院工学研究院 |
低コストでメンテナンスが容易な小型ガス化発電システムの開発
事業者名 | 株式会社 森のエネルギー研究所 |