地域の脱炭素化の実現に向け、木質バイオマス熱利用の本格的な普及には、さまざまな課題があります。政策のあり方、健全な市場環境整備、技術者の育成、燃料サプライチェーンなどへの取り組みを、地域主導で取り組んでいくことが重要です。
木質バイオマス熱利用においては、本格的な普及に向けて地域単位での自立的かつ面的な普及を目指していくことが求められています。
そのためには地域ごとに主導的に事業をけん引していくコーディネーターを中心とした地域の推進体制を構築し、地域が目指すべきビジョンを定め、着実に実行していくことが有効です。
本研修では、木質バイオマスを地域主導で行う意義や実務的な手法についての講義に加え、それぞれの地域で同じゴールを目指す仲間と出会い、そして、先駆者の方々のアドバイスを糧に、ご自身の地域で事業計画を実施するために必要なスキルやノウハウを一緒に学んでいただきます。
カーボンニュートラルの実現に向けて、今後再エネ熱利用を取り巻く政策支援の加速や市場環境の変化も期待されます。そうした変化をチャンスとして地域がメリットを享受していくためにも地域主導の体制を構築しておくことが必要です。こうした地域主導の体制の最初の一歩として、本研修を有効にご活用いただきたいと考えています。
公募締切 | 2022年8月24日(水) 17:00(WEBフォーム必着) ※締め切り日時以降に提出された書類は、選定対象になりません。 |
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応募方法 | WEBフォームにてご応募ください 申請時に必要な情報は、公募要領をご確認ください |
応募単位 | 地域主導でバイオマス熱利用を検討中の2~4名程度からなるグループ (自治体職員、森林組合等、森林・林業関係団体の職員、地域の民間企業職員や経営者、設備業者、燃料業者、再エネ関連事業者、地域「新電力」事業者など、地域で木質バイオマス熱利用に取組む方がチームで応募していただくことを想定しています。) |
参加費 | 無料 ※現地までの交通費、宿泊費、食費はご負担いただきます。 ※応募グループが想定数より多数の場合は事務局にて選考させていただきます。 |
研修実施期間 | 2022年9月初旬~12月 プレ研修(WEB・半日研修×2)・現地研修(1泊2日)・フォローアップ研修(WEB・2時間程度) |