一般社団法人火力原子力発電技術協会「火原協大学講座」において、当協会の共催により「バイオマス」をテーマとした講座が4月25日に開催されます。
講義内容としては、木質バイオマスの本質とサプライチェーンのあり方をはじめ、燃料の加工、変換方法、安全性に関する最新動向、さらに産業用エネルギーとしての活用事例として、自社工場内のユーティリティ利用や発電事業を手掛ける企業の実例をご紹介します。
バイオマス発電事業に関する知見を深める貴重な機会であり、発電所技術者の研鑽・技術力向上にも役立つ内容となっております。ぜひご参加をご検討ください。
※火原協大学講座とは…火力原子力発電技術協会が発電技術者の育成を目的として年6回程度開催している研修講座です。
当協会の会員は、4月25日講座に限り会員価格で受講いただけます。
お申し込み
当協会の会員は、会員価格で申し込みできますが、「協賛団体会員」としての登録が必要となります。 協賛団体会員としての登録方法は「会員専用ページ」にてご確認ください。
※会員IDはJWBA_〇〇〇〇〇 (5~13桁の任意の数字で結構ですが、当協会の会員番号をお使いいただくことを推奨します)。
例:JWBA会員番号 1番 →JWBA_00001
※火力原子力発電技術協会のHPに遷移します
火原協大学講座「バイオマス」 概要
開催日:2025年4月25日(金) 13:00~17:00
場所:火力原子力発電技術協会 会場、及びオンライン
会場参加の場合は、講師と直接交流をしていただくことが可能です。
講義内容・講演者
1.木質バイオマスエネルギー概論
内容紹介:木質バイオマスエネルギーの本質、意義、そして森林から需要者までのサプライチェーンについて,実際の事例を交えながら解説します。
講師:一社)日本木質バイオマスエネルギー協会 会長 酒井 秀夫
2.木質バイオマス燃料を安心・安全に取り扱うには(仮)
内容紹介:木質バイオマスは我が国に豊富に存在する再生可能な有機資源です。本講義では、木質バイオマスを燃料として安全・安心に使うために、燃料の性能、加工・変換方法,安全性に関する国際規格化の動向等を紹介します。
講師:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 吉田 貴紘
3.木質バイオマス発電所の運営と安全管理について~地球環境保全と地域発展に貢献するバイオマス発電所として~
内容紹介:株式会社日本海水は塩のリーディングカンパニーとして長年安心安全な製品をお届けしている。この塩製造に欠かせないものが発電設備である。当社では2015年から本バイオマス発電所を運営しており、コジェネとして、GT設備も併設。また、これら発電で得た余剰の熱についても、周囲の企業に供給する「熱供給事業者」という面も有している。今回は、燃料安定供給の取組み、これまでの運用で得られた安全面,運用面での経験等について紹介させて頂く。
講師:㈱日本海水 谷口 幸久